<< 新年度がスタートしました。 | main | 特別企画展資料調査(190410・11) >>

スポンサーサイト

0
    • 2019.07.14 Sunday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    一定期間更新がないため広告を表示しています


    王の舞のこと

    0
      おはようございます。Kです。

      今日、4月18日は、若狭町田井6集落が関係する多由比(たゆい)神社の例祭神事の日です。若狭に伝わる伝統文化である王の舞(鼻高面と鉾をもった舞手による舞)や、浦安の舞(女子の舞:東京ディ○ニーランドを祝う祭りではありません)、エッサカエット(白布で顔を隠した二人が向き合い、扇で口元を隠しながら言葉を交わす珍しい神事)などが行われます。

      4月初旬から今日まで、春の例祭神事として多くの神社で王の舞が実施されてきましたが、今年度から若狭町域の王の舞は、すべて指定文化財となりました。国選択無形民俗文化財、県指定無形民俗文化財、町指定無形民俗文化財の区別がありますが、これまで未指定だった7つの王の舞が新たに町指定文化財となったのです。

      王の舞は、当地方では「おのまい」と発音することが多いのですが、全国的には非常に貴重な民俗芸能です。平安時代末期の『年中行事絵巻』には、現在実施されている王の舞とそっくりの姿で描かれており、少なくとも800年以上前(!)から存在していたことがわかります。

      若狭には遅くとも鎌倉時代頃には伝わり、当時都の荘園だった集落鎮守社の祭礼としてスタートしたと考えられています。宇波西神社(若狭町気山)や弥美神社(美浜町宮代)のように舞の時間が1時間近くと長く複雑なものから、多由比神社のように2分間ほどで終わるもの、闇見神社(若狭町成願寺)や日枝神社(若狭町麻生野)のように子供が舞うものなど、数々のバリエーションがあり、数百年の歴史の中で少しずつ変化していったことが伺われます。

      これからの季節に見られる王の舞としては、弥美神社(5月1日)、信露貴彦神社・久豆弥神社のお田植祭(敦賀市沓見:5月5日)、椎村神社の王の舞(小浜市若狭:5月5日)、織田神社の王の舞(美浜町佐田:5月11日)、広嶺神社の祇園祭(若狭町日笠:7月最終日曜日)、いざなぎ神社の龍舞(高浜町小和田:10月17日)などがあります(参考文献『王の舞を見に行こう!』・福井県立若狭歴史民俗資料館・2004年)。


      スポンサーサイト

      0
        • 2019.07.14 Sunday
        • -
        • 09:09
        • -
        • -
        • -
        • -
        • by スポンサードリンク

        コメント
        コメントする









        この記事のトラックバックURL
        トラックバック
        calendar
           1234
        567891011
        12131415161718
        19202122232425
        262728293031 
        << July 2020 >>
        PR
        selected entries
        categories
        archives
        recent comment
        recommend
        links
        profile
        search this site.
        others
        mobile
        qrcode
        powered
        無料ブログ作成サービス JUGEM