<< 【7月22日開催】「縄文時代の土器・土偶」(若狭町歴史環境講座) | main | 【180720】福井県文化財保護行政担当者会議(その2) >>

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    • 2019.07.14 Sunday
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    【180720】福井県文化財保護行政担当者会議(その1)

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      たびたびKです。昨日20日は、O補佐とともに、福井県文化財保護行政担当者会議に出張してきました。



      毎年恒例の行事ですが、今年は午前中に国重要文化財 旧木下家住宅の保存修理見学会があり、参加してきました。福井市内からマイクロバスに揺られて約40分、一行は勝山市の旧木下家住宅に到着しました。



      江戸時代天保年間(約180年前)に建てられた旧木下家住宅。集落内にはこの住宅以外、もう茅葺の屋根は見えません。田んぼの間を通る道すがら、遠くからでも新しい茅葺の屋根が見えましたが、「知る人ぞ知る」スポットだと言えます。



      一行は屋根グループと屋内グループの二手に分かれ、O補佐とKは、先に屋根グループになりました。公益財団法人文化財建造物保存技術協会のIさんの説明を受けながら、軒下に渡された足場を進みます。通常の茅葺屋根とは異なり、入り組んだ「谷」のような部分がある複雑な形をしています。屋根材は、カヤ、ワラ、アサガラの3種類が使われており、カヤは石川県能登産、岐阜県飛騨産、静岡県御殿場産の3種類を利用しているそうです。古い屋根材を除去したところ、カブトムシの幼虫がたくさん出てきたそうです(!)。



      屋内グループとなって、内部を見学すると、土壁を作り直している最中でした。土壁の骨組みには竹を網状に組んだものが使われているのですが、何と創建当時のものがそのまま利用できるそうです(!)。他に当時の床の間が襖紙を貼りつけたものであることや、土間(土座)として農家風につくったものが、あまり時間を置かずに板の間に作り替えられていることなど、興味深いお話をお聞きしました。農家にふさわしい状態で「いちおう」つくり、お役人の見聞が済んだら、床をつくって生活していたらしいのです。「抜け道」は昔からあったのですね。



      保存修理には並々ならぬ難関があり、伝統的な建築物の保存修理を計画している市町の担当者にとってかなり参考になる見学会だったようです。Kは建造物の担当ではありませんが、保存修理した時点で終わりではなく、「木下家ファンクラブ」(Lineグループ)を結成して、イベントを実施したり、活用にも力を入れ始めている姿は、大変参考になりました。


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